名称:骨つぶしの報復騎士「ヴェンデッタ」
モンスターレベル:7 分類:魔神
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:交易共通語、魔神語、魔法文明語 生息地:廃城、戦場、遺跡
知名度/弱点値:12/18 弱点:魔法ダメージ+2点
先制値:14 移動速度:20
生命抵抗力:11(18) 精神抵抗力:10(17)

部位数:3(胴体 / 絡み武器(両腕) / メイス(両腕)) コア部位:鎧(胴体)

攻撃方法:絡み武器&メイス(両腕)/命中力:10(17)/打撃点:2d+10/回避力:13(20)/ 防護点:7/HP:25/MP:22
攻撃方法:鎧(胴体)/命中力:-/打撃点:-/回避力:11(18)/ 防護点:10/HP:53/MP:60

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●鎧(胴体)
「真語魔法、神聖魔法レベル / 魔力10(17)」
7レベルまでの真語魔法と神聖魔法を行使できます、効果や結果は個々の魔法を参照してください。
「魔法適性」
戦闘特技〈魔法拡大 / 数〉〈魔法誘導〉を習得しています。
「魔力撃」
打撃点が10点上昇します。「魔力撃」を使うと、次の手番まで回避力、生命・精神抵抗力判定の達成値に-1のペナルティ修正を受けます。

●絡み武器&メイス
「絡め取り」
攻撃が命中すると、鎖が巻き付き対象の動きを阻害します、そのままにしておくと、絡めとられた対象は命中力・回避力に-2のペナルティ修正を受けます。この絡み武器を引きはがすに対象は自身の手番で「冒険者レベル+筋力ボーナス」(魔物の場合「生命抵抗力」)の行為判定を行い、この絡み武器が攻撃したときの命中力の達成値以上を出さなければなりません。絡み取られた側が有利な結果になれば、絡みついている武器を無事引きはがせます。引き剥がすのは本人以外でも構いません。
「引き倒す」
上記の絡め取りが命中した時にのみ行うことができます。サプリメントブック「AW」の69項の「引っ張り合い」と同様です。
「鉄球回し」
攻撃対象に鎖の先についた大型の鉄球を振り回して攻撃します。
「武器切り替え」
補助動作で武器を切り替えます、絡み武器が手元から離れた時などに「メイス」に持ち替えます。威力は「絡み武器」の威力と同等です、ただし「絡め取り」の効果などは一切なくなります。

戦利品
 自動:堕ちた騎士の鎧の欠片(100G)
 2~7:なし
 8~10:黒騎士の証(300G)
 11~12:黒騎士の折れた剣(1500G)
 13以上:黒騎士の穢された臓物(3200G)

解説
全身に黒色の甲冑を身にまとった少女の姿をした騎士です。魔神とは到底思えない非常に人間に近い見た目をしていますが、全身から黒色の瘴気を常に放っており、異様な雰囲気を醸し出しています。また使用する武器も人族が使うような武器を扱い、魔法も行使することから、元は人間の魔法剣士で、何らかの原因によって魔神化してしまったのではないか、という説があります。冒険者に討伐されても異界に送り返されているのか、再度、大陸のどこかに出現していることが何度も見られている為、特殊な個体ではないということが確認されています。この魔神を倒すと〈絡み武器〉のBランクに分類される「チェイン&ハンマー」と、〈メイス武器〉のBランクに分類される「ヘビーメイス」を戦利品とすることができます。
一度、倒された相手に何度も執念深く戦いを挑むことがある為「ヴェンデッタ(復讐)」というあだ名がつけられています。時折、戦場の跡などで天に向かって祈りを捧げている光景も目撃されているそうです。