名称:ディープグレイマルキン
モンスターレベル:14 分類:幻獣
知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:中立
言語:交易共通語、地方語、魔法文明語、魔神語 生息地:街中
知名度/弱点値:20/27 弱点:物理ダメージ+2点
先制値:20 移動速度:23
生命抵抗力:16(23) 精神抵抗力:18(25)

攻撃方法:爪/命中力:18(25)/打撃点:2d+16/回避力:18(25)/ 防護点:13/HP:104/MP:117

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
〆召異魔法13レベル/魔力17(24)

○□〆魔法適正
 《マルチアクション》《魔法誘導・収束・制御》《魔法拡大/数・時間・確実化》《ワードブレイク》

〆占瞳/18(-)
 基準値18で戦闘中に使用可能なすべての主動作型占瞳を用います。占瞳の達成値算出に固定値を用いることはできません。

☆錬技
 【マッスルベアー】【ビートルスキン】【キャッツアイ】【ガゼルフット】【メディテーション】【シェイプアニマル】【スフィンクスノレッジ】

○▼魂の献身
 キスをした対象との間に魂の絆を結ぶことができます。この絆により、この魔物は対象のHPの状態を常に知覚できるようになります。
 さらに、対象がHPにダメージを受けたとき、その適応ダメージから任意の点数を自分のHPに割り振ることが可能になります。これは距離の制限をいっさい受けず、互いを視認する必要もありません。

○不屈

戦利品
 2~6:妖猫の尾(600G/赤A)
 7~9:妖猫の尾(600G/赤A)×1d
 10~12:妖猫のきれいな尾(3,000G/赤S)
 13~:妖猫の心臓(9,500G/赤S)

解説
 ただひとりと魂の絆を結ぶことを選んだ、グレイマルキン(『CG』106頁)の後天的な変異種です。同族からは嫌悪と憐憫、そして一抹の羨望をもってその存在を認識されています。
 もともと情愛が深い彼らですが、ディープグレイマルキンはそのただひとりに偏執的な愛情や忠誠心を抱いており、彼ないし彼女のためならすべてを犠牲にします。その結果として自身の命が尽きようとも本望です。
 彼らの魂の絆を結ぶ力は変質しており、相手の同意なく一方的に結べる半面、絆の解除はその契約者の意思で任意に行えます。口さがない研究者はなどはその様を「主人を選ぶ奴隷である」と揶揄します。
 ただひとりと選んだ魂の絆を結んだ相手を失ったディープグレイマルキンは新たに契約者を探すことはせず、そのまま衰弱死する道を選びます。

 この個体は召異魔法を習得していますが、真語魔法、操霊魔法、妖精魔法を習得した個体がディープグレイマルキンに変異する可能性もあります。