名称:“学の司”ベガ(エルフの賢者)
モンスターレベル:15 分類:人族
知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:友好的
言語:すべて 生息地:ザルツ地方
知名度/弱点値:18/- 弱点:なし
先制値:17 移動速度:24
生命抵抗力:19(26) 精神抵抗力:24(31)

攻撃方法:武器/命中力:2(9)/打撃点:2d+1/回避力:0(7)/ 防護点:9/HP:71/MP:180

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
▼ニールダの加護
 このキャラクターに対して魔物知識判定を行う場合や、このキャラクターが行った隠密判定や隠蔽判定を見破ろうとする場合、このキャラクターが望まない限りそれぞれの判定とは別に、このキャラクターの神聖魔法の魔力と精神抵抗判定での比べ合いに勝利しなければ見抜くことはできません。

▽筆の徒
 戦闘に参加した場合、自身のすべての行為判定に-10のペナルティ修正を受けます。この効果は戦闘が終わるまで継続します。

○生き字引/25(32)
 セージ技能で行える各種判定を基準値25で行えます。

○賢者のたしなみ
 戦闘特技《弱点看破》《マナセーブ》《マナ耐性》《賢者の知恵》を習得しています。

○□〆魔法適正=すべて

〆神聖魔法(ニールダ)13レベル/魔力23(30)
 〈浄化の聖印〉の効果で異なる大陸や地方によるMP上昇(『Ⅲ』p168、『WT』p.45)は発生せず、〈女神のヴェール〉の効果で威力表を用いる回復効果魔法はC値10でクリティカルします。

〆真語・操霊・深智魔法10レベル/魔力20(27)
 「ファミリア・蜘蛛(『WT』p.168)」を作成しています。

〆変則妖精魔法10レベル/魔力20(27)
 六属性すべてを10ランクまで使用可能です。基本妖精魔法および特殊妖精魔法は使用できません。

〆錬金術/15(22)
 10レベル未満で習得できるすべての賦術を使用可能です。消費できるマテリアルカード数は各色SSランクが1回ずつ、Sランクが2回ずつで、Aランク、Bランクの使用に回数制限はありません。

▼不撓のバックル
 ガンの攻撃を受けたとき、回避の代わりに精神抵抗判定でダメージ半減を試みることができます。

○剣の加護/優しき水
 水中で発声ができ、行動にペナルティを受けません。1時間水中にいた後は1分の息継ぎが必要です。

戦利品
 自動:エルフの守り刀(6,180G/黒白S)
 2~6:専用化された浄化の聖印(13,800G/-)
 7~12:専用化された女神のヴェール(20,000G/-)
 13~:賢者の手記(30,000G/白SS)

解説
 長い寿命を潤沢に使い、ゆっくりと知識の薄皮を積み重ねたエルフの賢者です。純粋な知識量や魔法の技量は相当なもので、冒険者とは異なる独自の知識体系を構築しています。一方で冒険者とは違い荒事は専門外のため、戦闘となると行動がおぼつかなくなります。
 高位のニールダ神官でもあり、人間とは比較にならない歳月を信仰に費やした結果、特殊な加護を得るに至っています。一説によれば生前のニールダ本人と顔見知りとも言われていますが、真相は定かではありません。(本人曰く、そこまで年寄りではないそうです)
 里のエルフたちにとっては体・魔・学のうち一角を司る権威であり、学び舎のエルフたちにとってはいろんな意味で恐ろしい最高長官でありますが、ニールダの加護を利用して身軽に単独行動したり、時には周囲にいたずらを仕掛ける奔放な一面があり、本来の性格はそちらのようです。
 今でこそ深淵に片足を突っ込んだ魔導師ですが生まれは操霊術師の家系であり、高位の神官であるのも死者や魂に対する特別な思い入れがあるからだと言われています。

 「選択ルール:種族特徴の強化」を用いている場合、このキャラクターの「○剣の加護/優しき水」は、11レベルに強化されているものとして扱います。