名称:“前途ある未熟者”プルトーネ(オーガウィークリング)
モンスターレベル:6 分類:蛮族
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:友好的
言語:交易共通語、汎用蛮族語、オーガ語、ドレイク語、魔法文明語、妖精語 生息地:街
知名度/弱点値:11/14 弱点:命中力+1
先制値:13 移動速度:15
生命抵抗力:9(16) 精神抵抗力:8(15)

攻撃方法:武器/命中力:9(16)/打撃点:2d+9/回避力:9(16)/ 防護点:6/HP:43/MP:40

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○魔法適性
 戦闘特技《魔法誘導》《魔法拡大/数》を習得しています。

〆真語魔法4レベル/魔力7(14)
 『ファミリア・鳥』を作成しています。詳細は『WT』p.168を参考にしてください。

〆操霊魔法3レベル/魔力6(13)
 WTを導入する場合、これに加えて「〆深智魔法3レベル/魔力7(14)」が使用可能になります。

〆妖精魔法2レベル/魔力5(12)
 WT導入時は、『闇の妖精使い』を適応してください。

☆人化
 一瞬で、人族の姿に変貌します。人肉が食べられないため、生まれつき持つ一種類しか選べません。「☆人化」している間は、命中力、回避力、生命抵抗力、精神抵抗力が-1され、最大HPと最大MPが「5」点減少します。この能力で人族の姿を取っていられるのは、一日に累積で18時間までに限られます。
「☆人化」の解除もやはり補助動作で行います。

戦利品
 2~8:銀貨袋(100G/-)×1d
 9~12:宝石(150G/金A)×1d
 13~:剣のかけら(200G/-)×2

解説
 プルトーネはオーガ種のウィークリングです。生まれつき人肉が食べられず、特定人物に成り変わった潜入任務ができないことからレッサーオーガからすら奴隷のように虐げられてきました。

 九死に一生を懸けて人族領に逃げだしてきた彼女ですが、幸運にも冒険者の店《石鶏亭》に拾われ、現在は店のスタッフとして働いています。人族領の穏やかな環境は彼女の性分に合っていたらしく、仕事の合間に操霊魔法を学習したほか、穢れが少ないためか正当な契約による妖精魔法の習得にも成功しました。最近では魔動機術や錬金術にも興味を示しており、時折マギテック協会の講習の席で彼女の姿を見ることができます。

 ウィークリングの常として人間とほぼ変わらぬ外見を持つプルトーネですが、人化した彼女は完全に人間の華奢な少女にしか見えません。プルトーネは自身の蛮族としての姿を嫌悪しており、眠るとき以外は極力人化して過ごしています。その眠るときさえ着ぐるみリルドラケン(『AW』p.105)を着用する念の入れようです。