名称:《死の胞子》(ハンショクダケ)
モンスターレベル:27 分類:植物
知能:なし 知覚:魔法 反応:敵対的
言語:なし 生息地:不明
知名度/弱点値:32/37 弱点:※周囲の湿気を発見
先制値:0 移動速度:0
生命抵抗力:11(18) 精神抵抗力:9(16)

部位数:2(きのこ、周囲の湿気*2d6) コア部位:きのこ

攻撃方法:きのこ/命中力:-/打撃点:-/回避力:0(7)/ 防護点:2/HP:832/MP:416
攻撃方法:周囲の湿気/命中力:/打撃点:/回避力:/ 防護点:0/HP:100/MP:0

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●きのこ
○精神/毒/病気属性無効
○精密射撃/魔法制御/鷹の目

○ただの食用キノコ
ハンショクダケと出会ったとき、目標値49の【危険感知判定】を行います。
失敗した場合、ハンショクダケに先手を取られたとして戦闘を開始します。


▽繁殖に特化した生命
 /42(49)/毒/生命抵抗/半減
「部位:きのこ」のHPが減少したとき、周囲半径100mに胞子を散乱させて範囲内に1体の「ハンショクダケ」を出現させます。
また、範囲内にいた生物は生命抵抗判定を行い、失敗すると吸引してしまいます。
吸引した場合、汚染度を4上昇します。

〆有毒な胞子
 /42(49)/100m・貫通/病気/生命抵抗/半減
射線上にいる生物の汚染度を2点上昇します。
汚染度は、目標値49を越える毒もしくは病気の治癒方法、レストレーションなどで1点減少します。

◆汚染度◆
1~:10秒毎(自分のラウンドの終了時)汚染度*10点の毒/病気属性の魔法ダメージを受けます。
3~:自身の行為判定に汚染度分だけのペナルティを受けます。
5~:発声や集中ができなくなり、戦闘特技の使用と通常手段の魔法の行使ができません。
7~:寄生状態となります。この状態で治療を行った場合、直ちに汚染度を4上昇します。

○寄生
体内にキノコが生息している状態です。10秒ごとに汚染度が1上昇します。
治療は一瞬だけ効果を見せますが、「繁殖に特化した生命」を誘発させてしまうため逆効果です。
確かな治療法は白の傘を食すことと、苗床と化した者を楽にすることくらいです。

●周囲の湿気
○気体
この部位を攻撃する際は、《魔法制御》や《魔法誘導》、それらに類するものは効果を失います。

○湿気
炎属性の魔法ダメージ以外ではダメージを受けず、毎ラウンドの終了時、HPを100回復します。
水属性の魔法ダメージは、すべて無効化したうえに直ちにHP上限を超えて150点まで回復します。
氷属性の魔法ダメージは50点以上であれば有効ですが、それ以下であれば水属性として扱います。
また、氷属性ダメージを与えた後に炎属性ダメージを与えた場合、直ちにHPを100回復します。


水と氷属性は通常同一のものとして扱いますが、GMが水なのか氷属性なのかを判断してください。

▽完全な乾燥
すべての「部位:周囲の湿気」のHPが0以下となったとき、「部位:きのこ」はHP=0となります。

戦利品
 自動:白の傘(27,000G/緑SS)
 5-:白の傘(27,000G/緑SS)
 7-:白の傘(27,000G/緑SS)
 9-:白の傘(27,000G/緑SS)
 11-:白の傘(27,000G/緑SS)
 13-:白の傘(27,000G/緑SS)

解説
とんでもない繁殖力を持ったキノコの一種。
恐ろしいことに、繁殖能力だけが突然変異したために見た目は通常の食用キノコと全く大差がないようだ。
風の妖精か何者かを味方にしているのか、ハンショクダケの周囲の風はハンショクダケに優位なように働く。そのため、見えないほどに離れていても胞子を吸引しかねない。

もし寄生されてしまった場合、ありとあらゆる手段を用いてでも白の傘を持ち帰らねばならないとのこと。
傘を摂取した場合、ハンショクダケの汚染は瞬く間に解消される、と言われている。


情報が不確定なのは、ハンショクダケの発見がほぼ死を意味するものだからである。