名称:吐息の盗人
モンスターレベル:10 分類:人族
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:アーボーグ語、ドミナリア語 生息地:アーボーグ
知名度/弱点値:16/ 弱点:なし
先制値:21 移動速度:30
生命抵抗力:13(20) 精神抵抗力:12(19)

攻撃方法:武器/命中力:12(19)/打撃点:2d+17/回避力:12(19)/ 防護点:10/HP:72/MP:54

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○通常武器無効
▽姿なき暗殺者/危機感知判定/14(21)/消滅
〆神聖魔法(夜のスピリット)10レベル/魔力13(20)
○□魔法適性
 戦闘特技《マルチアクション》《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《鷹の目》
《魔法拡大/数・距離・範囲》《ワードブレイク》を習得しています。
○影走り


戦利品
 自動:夜のマント(800G/黒A)

解説
アーボーグ発祥の暗殺者ギルド。

確実かつ全く音を立てずに暗殺を遂行する能力を持つことで知られる。事実、吐息の盗人は隣で寝ている妻を起こさずに夫の命を奪うことができ、その腕前を誇りとしている。暗殺技術だけでなく、ある種のクリーチャーを制御するなどの、小魔術を扱える。

夜のスピリットの崇拝者であり、自分自身を生け贄に捧げ、夜のスピリットの一部となることで、この究極の恐怖の存在を出現させることができる。この召喚術の知識を持つのはギルドのみとされる。あるいはまた、人であることを捨てた闇と邪悪の存在で生き長らえるため他者の命を盗む、とも噂されている。

ケアヴェクの戦争の時代、この暗殺者ギルドはスークアタ社会へと巧みに入り込んでいる。市民には子供を怖がらせる空想上の存在くらいの認識だが、当時のスークアタ貴族にとっては、ケアヴェク軍よりも大きな脅威であるとさえ言われた。終戦後もそれまでと変わらず、スークアタ社会において影響力を有している。