名称:何者にもなれなかったモノ
モンスターレベル:11 分類:ヨトゥン
知能:命令を聞く 知覚:五感 反応:敵対的
言語:なし 生息地:地下研究室
知名度/弱点値:16/18 弱点:炎属性ダメージ+3
先制値:19 移動速度:25
生命抵抗力:14(21) 精神抵抗力:11(18)

攻撃方法:爪/命中力:15(22)/打撃点:2d+15/回避力:12(19)/ 防護点:13/HP:66/MP:-

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○交配種(Hybrid)
 この魔物は、『分類:ヨトゥン』の他に『分類:動物』『分類:人族』として扱います。

□全力攻撃Ⅱ
 打撃点を「+12」点します。同時に、回避判定に-2のペナルティ修正を受けます。

☆悍ましい雄叫び/13(20)/精神抵抗力/消滅
 自身が存在する乱戦エリア内の敵1体の動きを制限します。
対象は1ラウンドの間、一切の補助動作を行えなくなります。この効果は精神効果属性です。
 この能力は1ラウンドに1回だけ使えます。

戦利品
 2~9:なし
 10~:ヒトだった頃の品 (2000G/白S)

解説
人と獣の合成獣をヨトゥン化させたケモノ。 被検体は白雪病の患者。 故に身体は節々が結晶化している。
もっと言えば、鍛冶屋ザックスの弟子たちの成れの果て。
通常のヨトゥンとは異なり、言葉の意味は理解できるが、到底「理性」や「知性」と呼べるものではない。

ヘンリックは「人族の枠から外れてさえいれば、ヨトゥン化の影響を受けないのではないか? 」そして「人族と動物を掛け合わせ、出来た生物をヨトゥン化させれば理性を保てるのではないか? 」と考えた。

初めは末期白雪病の妻を実験台にした。理性こそ保てたが、すぐに衰弱して死んでしまった。
研究レポートを纏め、アルカディアに提出した結果、やっと念願のアルカディアの錬金術師になれた。
そのことがヘンリックはたまらなく嬉しかった。
…娘に不自由させないことに喜んだのではない。 更なる実験をするための費用が貰えたから嬉しかったのだ。

「この説の真偽を試さなくては。何、実験動物はまだ沢山いる。」
狂ったヘンリックは夜の街へ『実験動物』の確保に繰り出した。

そしてヘンリックはもう一つ試したいことを見つける。「今までの実験では人間並の理性は得られなかったが、それは対象が白雪病の患者ばかりだったからではないか? 」「健康体の人間を合成獣にしてみよう」と。