名称:"拒夢の槍"エナルア・スファライ
モンスターレベル:12 分類:人族
知能:人間並み 知覚:五感 反応:中立
言語:交易共通語、地方語、魔動機文明語 生息地:不明
知名度/弱点値:15/- 弱点:なし
先制値:22 移動速度:30
生命抵抗力:13(20) 精神抵抗力:13(20)
攻撃方法:武器/命中力:16(23)/打撃点:2d+15/回避力:17(24)/ 防護点:5/HP:110/MP:47
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
〆神聖魔法12レベル(ライフォス)/魔力18(25)
○魔法適正
《マルチアクション》《魔法拡大/数》を習得しています。
〆2回攻撃&双撃
両手の武器でそれぞれ1回ずつの攻撃を行います。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、
同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
☆練技
【キャッツアイ】【マッスルベアー】【ガゼルフット】【スフィンクスノレッジ】の練技を使用します。
☆賦術
賦術【ヴォーパルウェポン】【パラライズミスト】を使用します。
消費できる回数はSランクが各3回、Aランク以下は制限がありません。
▽ファストアクション
戦闘開始時に先手になった場合、1ラウンドに主動作を2回行えます。
□魔力撃
打撃点を+18点します。同時に、自身の回避・精神抵抗・生命抵抗判定に-1のペナルティ修正を受けます。
○失われかけた信仰
自身の強過ぎる憎悪により、半ば信仰を忘れかけています。
エナルアが神聖魔法を行使したとき、行使判定の2dの出目が「7」以下であった場合、
神に祈りを届けられず、また、神の声も遠くなっているため、その行使判定は自動失敗となります。
▼剣の加護/運命変転
行為判定や打撃点決定、魔法の威力表使用などで2dを振ったとき、
直後にその出目をひっくり返します。この能力は1日に1回だけ使えます。
戦利品
自動:金貨袋(1400G/-)×2d
2~7:なし
8~11:金貨袋(1400G/-)×2d
12~:家族の写真(3000G/白黒S)
解説
エナルア・スファライは、テラスティア大陸を放浪するライフォスの神官戦士です。
顔の左半分を覆う、見るに堪えない大きな傷は、過去蛮族に負わされたものと言われています。
過去を詳しく語ることはありませんが、家族を失っており、非常に無愛想で無鉄砲な面が目出ちます。
そんな彼は、自らの家族を亡くした元凶――あるザールギアス神官――を捜し、大陸中を放浪しています。
しかし、そのザールギアス神官を見つける事は容易ではなく、それゆえ出会うザールギアス神官を片っ端から殺害し、総当たり方式でその人物を捜すという、無謀な行為を繰り返しています。それでも成果が上がることは無く、自らの憎悪と苛立ちだけが、日々膨れ上がっています。
「…違う、こいつでもなかったか」――と、彼はそう呟き続けるのです。
そういった行為の果て、憎悪に強く囚われた現在の彼は、神の声が遠くなっています。
かつては模範的なライフォス神官であったそうですが、現在は、自分がかの神を信仰している理由を半ば見失っており、自らの信仰するライフォス神の掲げる友愛・調和といった概念から離れ、無意味と無駄に等しい殺戮を――皮肉にも、自らの憎むザールギアス神官の如く――繰り返すその身と心は、いつ神に見放されてもおかしくはないでしょう…。