名称:バルナジャハ
モンスターレベル:28 分類:アンデッド
知能:低い 知覚:魔法 反応:敵対的
言語:すべて 生息地:鉱山
知名度/弱点値:34/37 弱点:雷属性ダメージ+3点
先制値:37 移動速度:30
生命抵抗力:35(42) 精神抵抗力:35(42)

部位数:6(頭部/胴体/右腕/左腕/右足/左足) コア部位:なし

攻撃方法:頭突き(頭部)/命中力:35(42)/打撃点:2d+30/回避力:33(40)/ 防護点:25/HP:100/MP:100
攻撃方法:体当たり(胴体)/命中力:34(41)/打撃点:2d+25/回避力:32(39)/ 防護点:30/HP:200/MP:200
攻撃方法:拳(右腕)/命中力:36(43)/打撃点:2d+33/回避力:30(37)/ 防護点:20/HP:100/MP:100
攻撃方法:拳(左腕)/命中力:36(43)/打撃点:2d+33/回避力:30(37)/ 防護点:20/HP:100/MP:100
攻撃方法:蹴り(右足)/命中力:33(40)/打撃点:2d+40/回避力:29(36)/ 防護点:28/HP:150/MP:150
攻撃方法:蹴り(左足)/命中力:33(40)/打撃点:2d+40/回避力:29(36)/ 防護点:28/HP:150/MP:150

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○□〆魔法適正=すべて

○魔晶石の身体
 この魔物はHPをMPの代わりに消費することができます。また逆に、HPを減らす際にその一部またはすべてを任意の点数だけMPで代用することが可能です。
 さらにこの魔物がMPを消費する場合、『魔晶石から消費したもの』としてカウントします。ただしこのカウントはHPをMP代わりに消費したときや、HPダメージをMPで代用したときは含まれず、あくまで純粋にMPをMPとして消費したときのみ計算します。

○マナの不協和音/24(31)/精神抵抗力/半減
 この魔物から半径30m以内にいるキャラクターは、ラウンドの開始時に「前のラウンドにこの戦場で消費された魔晶石の合計点数÷2(端数切り上げ)」点の呪い属性の魔法ダメージを受けます。


●頭部
〆神聖魔法15レベル/魔力26(33)

○怨念の視線
 この魔物の行動に対する受動的な行為判定(生命抵抗力判定・精神抵抗力判定・生死判定を含む)には「前のラウンドにそのキャラクターが消費した魔晶石の個数」点のペナルティ修正が適応されます。またこの魔物の部位を破壊していた場合、その数も各キャラクターの消費個数に加えて計算されます。
 [部位:頭部]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

●胴体
〆限定魔動機術15レベル/魔力26(33)
 マギスフィアの分類が「射出」となっている15レベル以下の魔動機術を行使します。

☆錬技&錬体の極意
 【キャッツアイ】【マッスルベアー】【ビートルスキン】【ジャイアントアーム】【デーモンフィンガー】【スフィンクスノレッジ】【タイタンフット】【カメレオンカモフラージュ】【トロールバイタル】の錬技を使用します。
 これらの錬技は通常の2倍の効果時間を持つものとして扱われます。

●右腕
〆真語魔法15レベル/魔力26(33)

▽連続攻撃
 攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。
 2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。

●左腕
〆操霊魔法15レベル/魔力26(33)

▽痛恨撃
 打撃点決定の2dの出目が「10」以上の場合、打撃点がさらに20点上昇します。

●右足
〆妖精魔法15レベル/魔力26(33)
 10ランクまでのすべての属性魔法と5ランクまでの特殊魔法を行使します。

○攻撃障害=+4・+4
 対象:[部位:頭部]/喪失条件:[部位:右足]のHP0以下

●左足
〆召異魔法15レベル/魔力26(33)

○姿勢制御
 いかなる効果を受けても転倒しません。
 [部位:左足]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

戦利品
 自動:5点魔晶石(250G/-)×10
 2~8:10点魔晶石(1,000G/-)×2
 9~12:15点魔晶石(2,250G/-)×2
 13~:20点魔晶石(4,000G/-)×2

解説
 ごくまれに魔晶石の鉱山で目撃される、鉱石で構成された巨人です。坑道を移動する都合上か身長は大きくても二メートルから三メートルほどですが、五体のすべてが異なった材質で構成されたその身体は数値以上の重厚なプレッシャーを見る者に与えます。
 バルナジャハは使い潰された魔晶石の怨念が集合したものだと言われており、その説を裏付けるかのようにゴーレムのような外見でありながら確認された特徴はアンデットのそれであり、さらに目撃証言は発生区域周辺で大量に魔晶石が消費された時期と一致します。
 真語魔法、操霊魔法、妖精魔法はおろか召異魔法や魔動機術、果ては神聖魔法や錬技までいかなる方法においてか使用するその原理は謎に包まれており、賢者の中には『魔晶石には世界の知識や技術を記録する未知の機能があるのだ』と主張する者もいます。その結果のひとつがフロウライトなのだと彼らは主張しますが、アンデットである魔物と親愛なる人族の一員を同列に並べるその学説は多くの者から顰蹙を買っているのが現状です。
 数多の言語に反応するものの粗末に使い潰された怨念のままに動くバルナジャハと意思疎通を試みるのは極めて困難であり、また倒してしまうと無数の魔晶石となって砕け散り死体が保存されないため、研究はいっこうに進んでいません。