名称:ハーフイートゥンダムドミアズマ
モンスターレベル:17 分類:フォールン
知能:命令を聞く 知覚:五感(暗視)/魔法 反応:敵対的
言語:なし 生息地:遺跡
知名度/弱点値:20/23 弱点:風属性ダメージ+3点
先制値:16 移動速度:20(浮遊)/25(飛行)
生命抵抗力:19(26) 精神抵抗力:19(26)
部位数:4(根/葉×3) コア部位:なし
攻撃方法:なし(根)/命中力:ー/打撃点:ー/回避力:17(24)/ 防護点:20/HP:145/MP:23
攻撃方法:氷葉の刃(葉)/命中力:20(27)/打撃点:2d+17/回避力:18(25)/ 防護点:12/HP:108/MP:14
攻撃方法:氷葉の刃(葉)/命中力:20(27)/打撃点:2d+17/回避力:18(25)/ 防護点:12/HP:108/MP:14
攻撃方法:氷葉の刃(葉)/命中力:20(27)/打撃点:2d+17/回避力:18(25)/ 防護点:12/HP:108/MP:14
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○飛行
近接攻撃の命中・回避に+1のボーナス修正を得ます。
☆剛鱗
30秒(3ラウンド)の間、肉体を覆う鱗を強化し、防護点を+4点します。同時に、命中力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
○精神効果無効○水・氷属性無効○土無効
○酸の身体
この魔物を攻撃した武器や、この魔物から攻撃を受けた防具は、24時間後に溶けてなくなります。24時間以内にワインなどのアルコールで洗浄すれば、この効果を受けずに済みます。
○アンチマグネットフィールド
「〆超電磁フィールド」の効果を受けません。
●根
〆魔竜の瘴気拡散
周囲に“魔竜の瘴気”を吐き出し続けています。HPに「1」点以上のダメージを受けると、次の自身の手番まで大量の瘴気を吐き出すようになります。これにより、戦場すべての「分類:フォールン」に対し、あらゆる判定の達成値に+1のボーナス修正を与えます。
この効果は累積しません。
☆屍兵の献身
30m以内の対象1体を指定します。次の自身の手番開始時まで対象が受ける適応ダメージを代わりに引き受けます。ただし、一度の攻撃で引き受けられるのは10点までです(残りのダメージは本来の対象が受けます)。また、この効果で受けるダメージは一切軽減ができません。
この特殊能力は“魔竜の瘴気”内でしか使用できません。
○グラヴィティミスト/20(24)/精神抵抗力/消滅
重力に干渉する特殊な“魔竜の瘴気”を散布しています。この魔物から半径30m以内の「分類:フォールン」を除くすべてのキャラクターは、手番開始時に精神抵抗力判定を行わねばならず、失敗すると「2d×対象の部位数」点の魔法ダメージをすべての部位に受け、さらに転倒します。
騎乗している場合、騎手と騎獣の部位数を合計してひとつのキャラクターとして扱い、代表の任意の1部位のみが抵抗を行って全体に結果を適応します。
この能力に抵抗する際にすでに転倒していた場合、抵抗の達成値に-4のペナルティ修正を受けます。
●葉
○攪乱
この魔物やこの魔物を含む乱戦エリアを対象とする場合、戦闘特技《精密射撃》《魔法誘導》《魔法制御》は、その効果を失います。
すべての[部位:葉]のHPが0以下になると、この効果は失われます。
〆葉の投擲
葉による攻撃を「射程:30m」の投擲攻撃として行います。命中力と打撃点は通常通りです。また、弾数は無限です。
▽凍える接触/19(26)/生命抵抗力/消滅
葉の攻撃が命中したキャラクターは、四肢が凍り付いて1時間、すべての行動判定に-1のペナルティ修正を受けます。この効果は-4まで累積します。このペナルティは、受けている対象が炎属性の物理ダメージ、魔法ダメージの効果を1回受けるごとに、1点軽減されます。(HPなどが減少しなくても、効果は適応されます)
この効果は「〆葉の投擲」にも適応されます。
○精密射撃
乱戦に飛び道具を打ち込んでも誤射しません。
戦利品
自動:重い根(2,300G/金緑黒S)
2~8:なし
9~12:イグニス鋼の鋲(2,000G/金黒白S)
13~:イグニス鋼の鋲(2,000G/金黒白S)×1d
解説
フォールンに食われた生き物がダムド化したのではなく、捕食者がフォールン化した結果それが生前に食べた生き物がダムドとして体内で再構築された奇妙な存在です。鱗に覆われた肉体、ドラゴンのような角や翼など、通常のダムドに共通した外見特徴は持つものの、それ以上に消化されかけた生き物の身体を無理やりつなぎ合わせたような悍ましい容貌が目につくため、ダムドと気づかれない場合もあります(ダムド自体があまり知られていない存在ではありますが)。
なぜこのような現象が起こるのか理由はさだかとなっていません。しかしこのタイプのダムドの残骸からはイグニス鋼が発見されることがたびたびあるため、捕食者がイグニス鋼を摂取することが条件なのではないかという説は研究者の間で一致しています。また、容貌や生成経緯こそ特異なハーフイートゥンダムドですが、それ以外の特徴は通常のダムドと共通していることが最近の研究で判明しています。
この個体はフロストヴェインとグラヴィティルートがベースとなったミアズマ種です。捕食した生き物やダムド種の差異によって、まったく異なる能力を持つハーフイートゥンダムドも数多く存在することでしょう。