名称:ハーフイートゥンダムドパワード
モンスターレベル:18 分類:フォールン
知能:命令を聞く 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:なし 生息地:遺跡
知名度/弱点値:19/23 弱点:物理ダメージ+2点
先制値:26 移動速度:25/30(飛行)
生命抵抗力:22(29) 精神抵抗力:20(27)
攻撃方法:腕/命中力:22(29)/打撃点:2d+25/回避力:20(27)/ 防護点:17/HP:160/MP:18
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○飛行Ⅱ
近接攻撃の命中・回避に+2のボーナス修正を得ます。
この効果は「〆降下撃」にも適応されます。
〆降下撃
命中判定に+1のボーナス修正を受け、打撃点に+2します。
攻撃後、次の自身の手番の開始時まで「○飛行Ⅱ」を失います。
〆瘴気のブレス/22(29)/生命抵抗力/半減
「射程:20m」「形状:射撃」で、1体に瘴気を吐きかけ、対象に「2d+18」点の呪い属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使えません。
☆剛鱗
30秒(3ラウンド)の間、肉体を覆う鱗を強化し、防護点を+4点します。同時に、命中判定に-2のペナルティ修正を受けます。
○4回攻撃(変幻自在)
1回の主動作で4回まで、腕を使った近接攻撃を行うことができます。1回ごとに攻撃の結果を確認しながら、次の攻撃を同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選択することが可能です。
この効果は「〆降下撃」にも適応されます。
▽連続攻撃
腕の構造はボガードのそれを連想させます。近接攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回追加で近接攻撃が可能です。この効果は2回目の攻撃が命中しても、それ以上の攻撃は行われません。
この効果は「〆降下撃」にも適応されます。
▽痛恨撃
打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+21」点します。
▽石化のくちばし/21(28)/精神抵抗力/消滅
腕からコカトリスのものと思しき嘴が生えています。近接攻撃が命中した場合、対象に石化進行(敏捷度/-12)(『BT』28頁)の効果を与えます。
この効果は呪い属性です。
○毒無効○病気無効○呪い無効
□全力攻撃Ⅲ
打撃点を+20点します。同時に、自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
▼カウンター
戦闘特技《カウンター》と同じ効果です。
○柔らかい
打撃武器から受けるダメージに対しては、防護点が10点高いものとして扱います。
○酸の身体
この魔物を攻撃した武器や、この魔物から攻撃を受けた防具は、24時間後に溶けてなくなります。24時間以内にワインなどのアルコールで洗浄すれば、この効果を受けずに済みます。
○アンチマグネットフィールド
「〆超電磁フィールド」の効果を受けません。
戦利品
2~9:なし
10~:イグニス鋼の鋲(2,000G/金黒白S)×1d
解説
フォールンに食われた生き物がダムド化したのではなく、捕食者がフォールン化した結果それが生前に食べた生き物がダムドとして体内で再構築された奇妙な存在です。鱗に覆われた肉体、ドラゴンのような角や翼など、通常のダムドに共通した外見特徴は持つものの、それ以上に消化されかけた生き物の身体を無理やりつなぎ合わせたような悍ましい容貌が目につくため、ダムドと気づかれない場合もあります(ダムド自体があまり知られていない存在ではありますが)。
なぜこのような現象が起こるのか理由はさだかとなっていません。しかしこのタイプのダムドの残骸からはイグニス鋼が発見されることがたびたびあるため、捕食者がイグニス鋼を摂取することが条件なのではないかという説は研究者の間で一致しています。また、容貌や生成経緯こそ特異なハーフイートゥンダムドですが、それ以外の特徴は通常のダムドと共通していることが最近の研究で判明しています。
この個体はボガードとコカトリスがベースとなったパワード種です。捕食した生き物やダムド種の差異によって、まったく異なる能力を持つハーフイートゥンダムドも数多く存在することでしょう。