名称:ヴァルキュリア
モンスターレベル:19 分類:魔法生物
知能:高い 知覚:語感 or 機械 反応:中立
言語:魔動機文明語、アースガルド語 生息地:要塞
知名度/弱点値:25/33 弱点:雷属性ダメージ+3点
先制値:25 移動速度:25/50(飛行)
生命抵抗力:25(32) 精神抵抗力:25(32)
攻撃方法:武器/命中力:24(31)/打撃点:2d+20/回避力:24(31)/ 防護点:21/HP:210/MP:100
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
☆〆魔動機術15レベル/魔力20
○〆□魔動機師適性
《マルチアクション》《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《精密射撃》《鷹の目》《ワードブレイク》《ルーンマスター》習得
○複数宣言=2回
□強化魔力撃=+5命中・+20ダメージ
○クリエイト・ウェポンオプション&ウェポンシステム
クリエイト・ウェポンで作られた武器は、近接攻撃しか行えないが、与えるダメージは魔法ダメージになる。
命中力、打撃点は変わらない。また、武器の持ち替えは補助動作で可能。
○機械の身体
刃のついた武器からクリティカルを受けない。魔法生物が回復する効果でしか回復しない。
☆砲剣
所持している武器は、補助動作で剣と砲の2タイプに変形する。
砲は装填数3、射程30mのガンカテゴリの武器として扱う。
命中力や打撃点は変わらない。変形は1ラウンドに1回しか使用できない。
☆スイッチセンサー
知覚を五感と機械とで自由に切り替えることができる。ただし、同時に2つの知覚を有することはできない。
通常時は知覚:機械を使っている。切り替えは1ラウンドに1回しか出来ない。
○高速飛行
飛行時、近接攻撃の命中・回避+1。制限移動で10m移動可能。
○ブレインコア
この能力は弱点値を抜かなければ開示されない。弱点値を抜いていない場合は、この能力は無いものとして扱う。
人族の脳がシステムのコアとして使われているため、人族の分類を有している。
この魔物は精神効果(弱含む)属性の影響や、スティールマインド、ドレインタッチなどの吸収効果を受ける。
▽暴かれた正体
ブレインコアの事実をどこかで知ったものは、この魔物に対する魔物知識判定に+4のボーナス修正を得る。
戦利品
2~7:なし
8~10:掘り出し物の魔動部品(7600G)
11~:新発見の魔動部品(25000G)
解説
魔動機文明時代に存在した最新鋭の超大国「アースガルド」の兵隊、それがヴァルキュリアです。
テラスティアとは別の大陸にある本国は、蛮族との大戦争の末に滅びましたが、
魔動機文明時代にテラスティアに派遣されてきた一団は、未だに蛮族領のど真ん中で戦闘を続けています。
2mほどのスマートな人型の体躯には、大型のバーニアと、砲と剣が一体化した武器が取り付けられています。
ヴァルキュリアは、人族の脳を摘出し、魔動機に埋め込むことで、強大な戦闘力を得られた上に寿命を克服した、いわばサイボーグです。
毒や病気は効きませんが、システムの基幹が人族の魂であるため、精神効果属性が効きます。
しかし、巧妙な魔動機術のテクノロジーで隠されているその事実を、一目で見抜くのは難しいでしょう。
また、機械の身体になったためか、剣の加護はなくなっています。
優れた魔動機術を誇るアースガルド人のほとんどは、テラスティアの人間のことを原始人と見下しています。
蛮族と戦うために便利に使う道具程度にしか思っておらず、高圧的な態度に出ることが多いでしょう。
ヴァルキュリアの最も恐ろしい戦術はクリエイト・ウェポンで作りだした武器による強力魔力撃です。
ただし、離れたとしても強力な魔動機術を行使してくることには変わりません。